今回は熊についてもっと知ってみたいと思いベアマウンテンに行くことにしました。
まずはチケットを購入し、バス乗り場に移動します。
クマは5・6月になると繁殖期を迎えます。ベアマウンテンの熊はオスしかいません。そのため、繁殖期にはこの付近に野生のメス熊が現れることもあるそうです。
早速、熊発見です!(※園内のどこにクマが現れるかわかりません。見つけられない日もあるそうです。)
体つきが大きいです。近くて迫力があります。
2頭目発見です。笹薮からの登場。
野生感がありますね。
穏やかで可愛らしい表情を見せてくれます。
一周するとバスから降りられる場所があります。そこには空中の遊歩道や池?クマが水遊びをしているところも見れます。(※もちろん熊がいればの話ですが…。)
今日は熊が1頭いてくれました。
かなり活発に動いていていろんな姿を見せてくれました。
華麗な泳ぎを見せてくれたり…。
顎を岩に乗せて一休みしたり…
他にもロープやボールで遊ぶ姿も見られます。
今回の本題、クマを知るについてです。
メス熊の出産は秋の実りで左右されるんです!
メス熊は繁殖期(5・6月)に交尾をしたのち、秋頃になると木の実や鮭をたくさん食べ蓄えます。この蓄えに成功すると着床し妊娠します。失敗すると流産するのです。とっても不思議ですね。
1・2月になると穴の中で冬眠します。この時にメス熊は出産をし、母熊となるのです。もちろん冬眠中なので、飲まず食わずでお乳を与え子育てをします。秋の蓄えというのがここで役に立つという訳です。そして、生まれた子供が十分に育つまで穴の中で過ごし、4・5月にようやく外の世界に出てきます。
そうして生まれたのがこちら↓↓
どちらの写真も6月に出会った別々の個体です。大きさからみて今年の春に生まれた個体です。
母熊の子育ては約2年ほどです。その間に独り立ちするための術を教わり別れの時が来るのです。
ただ、野生動物を見つけて撮るというだけではなく、こうした生態やどういう行動をするのかということを深く知ることで、また違った目線での動物との向き合い方が生まれてくるというのを実感しました。もっともっと勉強しなくてはいけないなと改めて思いました。是非、クマについて興味がある方やもっと深く知りたい方は、ベアマウンテンに行ってみてください。
2020.9.20