本日は初めていく場所です。この時期になると、鷹の渡りが始まるそうです。猛禽類が好きにとっては願ってもないチャンス。下調べによるとノスリ・オオタカ・ハイタカ・ハヤブサ・チゴハヤブサ・ツミなど多種の猛禽類たちが顔を見せてくれるそうです。今日はどんな鳥たちに会えるか楽しみです。
鷹の渡りってなんなんだ?と疑問に思った方にご説明します。猛禽類たちも南下して冬を越します。その飛んでいく状況を"鷹の渡り"と言います。そして、南下する際にたくさんの猛禽類たちが集まり、上空を旋回します。それが柱の様な集合体になった事を"鷹柱"と言います。
到着してまだ準備もままならい状況で、上空を飛び回るノスリ発見。
期待できそうな予感。ただ日が出たり、影ったりで、難しい天気です。
下の様子を伺う様な仕草を見せたり、獲物を狙っている感じです。この周辺は小鳥たちも多く飛んでいます。
猛禽類だけではなく、小鳥たちも南下するのに渡って行きます。
海の上を渡って行くアオバトたち。シルエットになってしまいました ww
こちらもアオバトの群れ。海へ向かって飛んでゆきます。
こちらはトビ。たくさんの猛禽類が居るので、裸眼だけでは確認できません。双眼鏡で特徴を見つけます。
先ほどとは違うサイズの猛禽類に釘付けになりました。姿、羽、顔がオオタカとハイタカ。いつものフィールドだとなかなか遭遇できない野鳥たちなので、興奮します。この2羽はこの距離を保ったまま遠くに離れて行きました。
凄く近い上空を通過。ノスリの飛ぶ姿をこんな近くで見れるのはホント嬉しいです。
先ほどのオオタカとハイタカが急接近。
何やら争いごとが勃発したようです。
逃げるハイタカ。追いかけるオオタカ。
大興奮でシャッターを切りますが、うまく撮れず何とか証拠写真程度になりましが、この状況に出会えたことだけで最高です。
ちょっと移動して場所を変えてみると、こちらは晴天。
こちらにもノスリが飛んでいましたが、風が強すぎて一瞬で過ぎ去るノスリ。
ただ、撮影どころではありませんでした ww
今日は飛んでいる鳥を撮影する難しさを改めて実感した一日でした。また新たな課題にチャレンジしていきたいと思います。
2021.10.11