いつの間にか雛(←1番子と思われる雛)もここまで降りてきていました。それに気が付いた母が、同じ木に飛んできました。
『お母さんここに来て!早く!早く!』
雛の後ろ姿がはしゃいでいるように映ります。
母が優しく雛の羽繕いを始めました。
『母:よしよし、いい子、いい子』
『雛:お母さん気持ちいい~』
このように2羽が羽繕いする際は、自分の嘴では届かない頭や首を中心に羽繕いするそうです。頭や首は爪で掻くことしかできません。こうした母の愛と行動を雛が学んで行くのでしょう。
『母:ん?なんか視線感じる…』
『雛:誰か見てるの…?』
いつ入れ替わったのか?ww
こうして、ほのぼのした親子の時間が過ぎていきました。
そして、母の元に行きたくて枝を間違えた雛(←前回の記事)が、その一部始終を羨ましそうに見ているのでした。
その後、この雛も頑張って同じ木に移動成功!
その間に1番子が活発に活動。こんなに簡単に移動出来るんだなと感心。
1番子が弟の頭上に降りて来てくれました。気がついた2番子は兄の元へ一目散。
『お兄ちゃんここまで来れたよ〜』
2羽で登ったり、降ったり落ち着かない様子。
『いい場所見つけたよ〜』と報告してくれたみたいです。
天気が良くてポカポカ陽気。お日様が2羽を照らしています。
2羽のまったり時間に可愛すぎて見惚れてしまいます。
3番子も兄達の姿に釘付け。いつか団子になってるのが見れたらいいなとちょっと期待してみる。けど、これも巡り合わせ…
いつからいたのか…?鳴き声が聞こえたので振り向くと父が木の陰からこっそり家族を見守っていました。
あまりの充実した時間に載せたい写真が多すぎて、今回は3編に分けて更新しました。本日は家族勢揃いで、4羽の雛と両親の計6羽に出会うことができました。もう少し成長を見れたらいいなぁ。これから葉が生茂ってくると探すのが大変になってくるので、頑張って見つけよう。むしろエゾフクロウの方から会いに来て貰えるようになれたら良いなぁ。と本気で考えています。
ではまた次回も楽しみにしていてください。