森へ行こう

カラスがやって来た

フクロウの雛

穏やかな時間が一変。
先ほどからカラスが上空を飛び回っています。カァカァカァカァと騒ぎながら数羽が集まってきました。

すると…

親鳥が頭上を通過。カラスの襲撃です。

飛ぶ親鳥

飛び交うカラスに腰が抜けたように怖がる雛。

フクロウの雛

凄まじい勢いにびっくりしている様子。

フクロウの雛

母も父もカラスに向かって勇敢に飛びまわります。カラスと親鳥の一糸乱れぬ攻防戦。

雛がいる場所を離れて大丈夫なのかな?と心配になりつつも見守ります。さすがに生茂った葉のせいで、何が起こっているのかは明確にはわかりません。葉がガサガサと大きく揺れたり、鳴き声遠のいたり、近くなったり…激しさが伝わってきます。

警戒中の親鳥が木に止まりました。

警戒中のフクロウ

あれ?横に雛っぽいのがいる???お尻だけが見える…

警戒中のフクロウ

親鳥は雛を守るべく必死!カラスの行方を目で追っています。

私は雛に必死!顔を確認したいのですが、なかなか木に被ってしま見るみることができません。ただ、一箇所だけ葉の隙間から姿を確認できました。

フクロウの雛

やっぱり5羽目だ…
別な角度から探していると…

エゾフクロウ雛

またまた雛??? どういうこと??? 頭が混乱中。

さっきと同じ雛ではないことは確認できた。

って事は??
本当は何羽いるんだ???

急いで雛の数を確認。

いち。

エゾフクロウ雛

に、さん、よん。

フクロウの雛

ご。

エゾフクロウ雛

ろく。

エゾフクロウ雛

えー!! 6羽! 間違えなく6羽!
こんなことあるの~!!! 大興奮!!!

カラスのおかげというのか…、カラスが来なければ気が付かなかった。フクロウ一家はカラスの襲来に大変な時間を過ごしましたが、こちらも雛の確認に大変な時間を過ごしました。

こんな広範囲に転々としてると、親鳥も大変。1羽でいる雛にカラスが襲撃するとは、カラスは頭が良いですね。さすがですね。

前に記事にしましたが、親鳥が誰もいないウロに二回ネズミを運んだことがありました。今回 雛が6羽見つけたという事は、 親鳥のあの行動は保存食ではなかったという事になります。

前の記事はこちら↓↓↓

そもそも6羽の雛が産まれる事ってあるの?

不思議に思いますよね?基本的には2〜4羽の雛が誕生しますが、卵の数はその年々で餌が獲れると判断した親鳥が産む数を決めるようです。今年は暖冬だったことが影響しているのではないかと思います。雪解けも早く、餌であるネズミの繁殖も活発だったのではないかと思われます。

では・・・

ネズミの繁殖はいつなんでしょうか?

ネズミは、季節に関係なく一年中繁殖します。繁殖のピークは🌸春🌸と🍁秋🍁 涼しくて過ごしやすい時期を好み、寒さが大の苦手。冬の厳しい寒さの間に増えたネズミは、春になり暖かくなってくると活発に活動します。

新たな疑問がどんどん生まれてきますww

親鳥はいつ決めるんだ?と謎が深まるばかり。
フクロウは3月から4月にかけて卵を産むので、交尾をしたときに決まっているのか?産むときに決めてるのか?自由自在に操れるのでしょうか?
この疑問は解決するまでしばらくお待ちください…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *