まだまだ草木の色どりは綺麗とは言えませんが、日に日に季節が進んできているのを感じます。野鳥たちの種類に変化が見られ、夏鳥のアオジが増えてきました。
デーデー・ポーポー♪デーデー・ポーポー♪と思わず口ずさんでしまうこの聞きなれた鳴き声。この主は、夏鳥のキジバトです。
そして、こんなところにオシドリ♀です。いつもは池や池の周りにいますが、この周辺に巣を構えているのでしょうか?
目の前に飛んできたのは夏鳥のルリビタキ♀。この細い足にまるっとしたシルエットが可愛くてたまりません。なかなか青色の雄を見ることができませんが、今年は探してみたいと思います。
ツグミだ!と思ってとっさに写真を撮りました…図鑑を見てびっくり!クロツグミ♀と判明。
『何が違うの???』
疑問にお答えします。
①クロツグミは夏鳥。ツグミは冬鳥です。
②クロツグミには脇に橙褐色が見られるが、ツグミは胸・腹に黒斑があるだけです。
【結果】
外見的要素と時期的要因により、クロツグミの雌であると考えられます。
クロツグミ♂おしゃべりが好きなようで、いつも素敵な声で鳴いています。何をしゃべっているのか知りたくなるような抑揚のついたとっても長い鳴き声です。聞いているだけで、顔がほころんでしまうようなおしゃべりに注目です。
たくさんの夏鳥たちが森に帰ってきました。賑やかな夏を迎えられそうです。
2020.5.1